今回はブリッジの下に埋まった歯の抜歯について
説明したいと思います。
ブリッジとは抜歯した両隣の歯を削ってつないで被せる
いわゆる「橋渡し」のような被せ物を指します。
ですからブリッジは基本的には抜歯をした後の行う処置に
なりますが、まれに根が残っていてあごの骨の中に埋まって
おり、その上にブリッジが装着されている場合があります。
そのままでも何もないかも知れませんが感染を起こす可能性が
ありますので可能でしたら抜歯をした方が良いと思います。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/05/db4337f6b22d1fadb31f89ddac7e95ca-300x254.jpg)
画像はブリッジの中に根っこが埋まっており
見た目では分かりません。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/05/aeb8b2f96b7b48dd72c319b32f2fc423-300x227.jpg)
しかしレントゲンでは根が埋まっています。
青点部分がその根っこになります。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/05/ad114f3272195bc63503c704b6173172-300x224.jpg)
歯茎を切開して骨を少し削りますと根っこが
見えてきました。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/05/02559a8c2f7f92983cd944f0c9f39e1c-300x254.jpg)
根っこを出している状態です。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/05/1f7e1d923572456865ba193f7b707d36-300x281.jpg)
縫合を終えた状態です。
このように埋まった根っこを取り出すのは
難しい処置になりますがやはり埋まっている
根っこは可能であれば除去すれば感染の可能性が
なくなり安心と言えます。