こんにちは、保育士の高梨です。
最近ニュースで子どもが誤飲をしてしまったという
事故を聞きます。特に乳児は、物をなめて何であるか
を確かめます。また乳幼児や小学生低学年、それ以上
の方も誤嚥(誤って喉頭と気管に入ってしまう状態)し
てしまい窒息してしまう場合があります。
《子どもの窒息の原因は?》
小さな子どもは、のどが狭く飲み込んだり吐き出し
たりする力が弱いため、口に入れたもので喉を詰まら
せ、誤嚥して窒息を起こしてしまいます。
《どのような物に注意するの?》
☆あめ玉 ☆こんにゃくゼリー ☆ピーナッツ
☆文具 ☆乾電池等 ☆ボタン ☆硬貨
※ご家庭で直径約4センチぐらいまでの物は危険で
す!
《事故を防ぐための3つの心得》
①命を守る
部屋に置いてある直径4センチ以下の物や危険な物
は始めから置かないようにしましょう。置かないこと
によって「これダメ!」とママやパパは言わなくなる
ので、危ないものは置かないようにしましょう!
※絶対に吐かせてはダメなもの
↓の物は子どもの手に取ることは絶対ダメなのです
が万が一これらを口にしてしまった場合、絶対に吐か
せてはいけません。
☆石油製品(マニキュア、除光液など)
☆石鹸
☆酸性・アルカリ性洗剤(漂白剤、トイレ洗剤など)
化粧用、薬用、洗濯用など
☆防腐剤 ☆たばこ ☆防虫剤 ☆画鋲
☆ボタン電池など
★詳しくは、『日本赤十字社 誤飲』で検索して頂
くと手当等が書かれています。
②親の体調が悪い=リスク大です
ママやパパが体調がすぐれない時、思考や動きが
鈍ります。お子さんが転倒しそうなとき、とっさに
すっと転倒防止ができなくなり注意が必要です。
③発達に合わせて注意の範囲を広くする
乳児から幼児にかけて行動範囲が広がります。子ど
もは危険なことを平気でしてしまいます。まだ大丈夫
と思っていてもすぐ成長するので油断大敵です。先回
りをして予防策を立ててくださいね。
※万が一危険な物を飲んだり食べたりしてしまったら
医療機関で受診時に何をどのくらい飲んだか、食べ
たかを伝えます。また口の中に残っているならそれ
を取り除きます。飲み込んだものは無理に吐かせず
すぐ病院で受診しましょう。
参考文献 株式会社 マガジンハウス
『子どもの病気 そんなときどうする?SOS』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。