こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、離乳食がだいたい完了してくる1歳から1
歳半ごろのおやつについてどの時間にあげたら良いか
どれぐらいあげたら良いか、また幼児期(5歳ぐらい)
までもどれぐらいあげたら良いか、どの時間に与えた
ら良いかを書いていきます。
1歳から1歳半ぐらいはまだ朝昼晩の3回の食事で
しっかり栄養を摂ることができません。この時期から
歩くことができるようになって運動量が増えます。
不足している分をおやつで補う必要があります。
おやつは、食事と食事の間が望ましいです。時間は
午前10時、午後3時頃が良いとされています。おや
つといってもスナック菓子ではなく下の物が好ましい
です。
《おすすめのおやつ》
☆おにぎり ☆食パン ☆蒸かしたさつまいも
☆バナナやみかんなどの果物 ☆牛乳 ☆卵ボーロ
☆せんべい ☆クッキー ☆ビスケットなど
おやつの分量は、1歳で例としてメインは炭水化物
のおにぎりですと40グラム、食パンですと8枚切り
の3分の1枚です。あとは果物、飲み物などをあげま
しょう。
まだ欲しがるようでもあとの食事に影響が出てくる
ので適量にしましょう。
1歳半を過ぎたとしてもまだ大人と同じ食事を摂る
ことは難しいです。奥歯やあごがまだ大人より未熟な
ので幼児食が好ましいです。
《幼児食とは?》
大人の食事に移行するまでの準備段階の食事で、(1
歳半から5歳頃まで)離乳食が完了しても幼児は噛む力
や味覚・消化機能が未熟です。発達に応じた調理法や
味付けをしないといけません。
☆幼児食のポイント
①栄養バランスを考える
主食、副菜、主菜、その他(足りない栄養素を補う)
②食べにくい食材の調理ポイント
葉野菜は、5ミリ~1センチ幅で短く切り、しっか
り茹でてあく抜きをする。だしをしっかりとって薄味
で調理しましょう。
根菜類(れんこん、大根など)は、5ミリ程度の厚さ
に切り、食べやすくする。ごぼうはささがきにする。
あく抜きもしっかり取ってやわらかく茹でる。
牛肉や豚肉は、しゃぶしゃぶ用の食材の方が食べや
すい。1センチ幅に切る。鶏肉もフォークなどで刺し
たり包丁で繊維を切ってやわらかくして細かくしてか
ら使う。
味付けの目安は、大人の二分の一から三分の一にし
ましょう。塩分の摂りすぎは腎臓に負担をかけたり高
血圧等のリスクになります。大人が薄いと感じるぐら
いでちょうど良いとされています。
《1日に与える回数と量の目安》
1歳~2歳 回数は2回
例⇒10時にヨーグルト50グラム
バナナ三分の1本
15時におにぎり50グラム
3歳~5歳 回数は1回
例⇒15時に蒸かしたさつまいも
3分の1本(80グラム)
牛乳150ml
参考文献 株式会社 学研プラス
(らくらくあんしん育児)
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。