今回はインレーブリッジについて説明したいと思います。
歯を1本から数本失った場合に失った歯の両隣の歯を削って
繋いだ被せ物を被せる治療をブリッジといいます。
文字通り「橋渡し」のように繋がったもののためブリッジと
呼ばれています。
ブリッジの利点は入れ歯のように外したりしませんので、
楽ですし入れ歯は食べ物によっては外れてしまいます。
しかしブリッジはそうようなことはないので快適ですが
代わりに両隣の歯を削らないといけません。
そのため歯の削る量を減らして作ったものがインレーブリッジと
いいます。
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画像がインレーブリッジです。
矢印部分が歯のない部分でポンティックと
呼んでいます。
通常のブリッジはクラウンといい歯を全て削りますが
インレーという部分的な被せ物にしていますので
歯の面が残っています。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/01/c185a9dfaaaa917c8ac08f8f310b496b-283x300.jpg)
しかし噛む力や特にインレーブリッジの場合、歪みも生じますので
矢印の部分に隙間ができています。
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インレーブリッジを外から見た画像です。
青丸部分が先ほどのポンティックです。
よく白くできないか患者様に聞かれますが、奥歯の
ポンティックはこのように金属ベースに真ん中が白い
という形態になってしまいます。
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これは歯の全ての面を削ったクラウン形態の
ブリッジです。
真ん中から4番目の歯(画像では一番上の歯です)のみ
外側だけ白い樹脂を貼ることができます。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/01/1d19576bc1c6613a5fb79ce8f1175095-300x224.jpg)
外から見た画像です。
一応白いですが中に金属があることや白の素材も
プラスチックのためあまり白くはできません。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/01/3926b5896516ff394eaadc6243cf9c46-300x168.jpg)
これは自費になりますがセラミックの被せ物になります。
プラスチックとは全く色が違いますし変色しません。
また金属を使いませんので金属アレルギーの心配もありません。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2024/01/c787675a0ef644a5139e992c2007f70e-300x188.jpg)
内側も白いので大きく笑って上を向いても自然感が
得られます。
インレーブリッジは歯をあまり削りませんので歯を
できるだけ残すという治療になります、
しかしその分、強度的に弱いという欠点があると
言えるでしょう。