今回は歯肉縁上(えんじょう)歯石について説明したいと思います。
歯石には歯肉縁上歯石、歯肉縁下歯石とあります。
歯と歯茎の境目を歯肉縁と呼びます。
歯肉縁を境界歯肉縁上歯石、歯肉縁下歯石と別れるのです。
歯石の成分はカルシウムです。
そのため縁上歯石は唾液中のカルシウム由来、縁下歯石は血液中のカルシウムが
由来となります。
歯石自体は害はありませんは表面がゴツゴツし細菌がつきやすいため
歯石を取る必要があります。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2023/12/4bb40c75998c6ec1ba5ea882020cbdd0-300x185.jpg)
画像の矢印が縁上歯石です。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2023/12/4f2d55ea7daf1ab190177ce8111a8d0f-300x160.jpg)
内側から見た場合です。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2023/12/a8b0588206950668e6a55ef095bb09f4-300x194.jpg)
縁上歯石をとったところです。
![](https://okui-dc.jp/wp-content/uploads/2023/12/a58de6ec5e6e8adc099f83a7fbb48123-300x210.jpg)
舌側です。
ちなみに縁上歯石を取った後でないと縁下歯石が取れませんので
まず縁上歯石を取るのは歯周病治療の上で大切です。