今回は高血圧の薬と歯茎の腫れについて説明したいと思います。
高血圧の薬いわゆる血圧を下げる薬にはいろいろな種類があります。
その中でカルシウム拮抗薬というものがあります。
薬の名前ですが、
ノルバスク錠、アダラートCR錠、アダラートL錠、コニール錠など(主に血圧、狭心症)
ヘルベッサー錠、ヘルベッサーRカプセルなど(狭心症)
などがあります。
作用は心臓や血管が収縮する時には細胞内にカルシウムイオンが流れ込みますが、
カルシウム拮抗薬はカルシウムイオンが細胞内に流れ込むのを抑え、血管を拡げることで血圧を下げます。
歯肉の細胞は細胞繊維の合成と分解が行われています。細胞繊維の分解にはCaイオンが関わっています。
カルシウム拮抗剤によりCaイオンが入らないと細胞繊維の蓄積が起き歯茎が肥厚(ひこう)といい腫れて硬くなります。
画像の囲った部分のように歯と歯の間の歯茎が
腫れています。
歯石を取る治療やブラッシング指導を行いますが
右側の歯茎がまだ腫れています。
しかしレントゲンでは青点のラインが骨が下がった
部分なのですがそれほど著名ではありません。
もちろん降圧剤の影響がありますが、しっかりとした
ブラッシングや歯石除去で改善する可能性は高いです。
このように歯間ブラシを挿入して清掃する
事が大切です。
歯周病の原因はいろいろとありますが、
その一つとして降圧剤もあります。しかし
基本はホームケアと歯科医院での歯周病治療で
改善する可能性は高いと言えます。
歯科医院に受診する時には歯科医師に普段飲んでみえる
お薬をお伝えになられる事をお勧め致します。
ヘルベッサー錠、ヘルベッサーRカプセルなど(狭心症)
などがあります。
作用は心臓や血管が収縮する時には細胞内にカルシウムイオンが流れ込みますが、
カルシウム拮抗薬はカルシウムイオンが細胞内に流れ込むのを抑え、血管を拡げることで血圧を下げます。
歯肉の細胞は細胞繊維の合成と分解が行われています。細胞繊維の分解にはCaイオンが関わっています。
カルシウム拮抗剤によりCaイオンが入らないと細胞繊維の蓄積が起き歯茎が肥厚(ひこう)といい腫れて硬くなります。
画像の囲った部分のように歯と歯の間の歯茎が
腫れています。
歯石を取る治療やブラッシング指導を行いますが
右側の歯茎がまだ腫れています。
しかしレントゲンでは青点のラインが骨が下がった
部分なのですがそれほど著名ではありません。
もちろん降圧剤の影響がありますが、しっかりとした
ブラッシングや歯石除去で改善する可能性は高いです。
このように歯間ブラシを挿入して清掃する
事が大切です。
歯周病の原因はいろいろとありますが、
その一つとして降圧剤もあります。しかし
基本はホームケアと歯科医院での歯周病治療で
改善する可能性は高いと言えます。
歯科医院に受診する時には歯科医師に普段飲んでみえる
お薬をお伝えになられる事をお勧め致します。