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理事長BLOG

子どもの食事の栄養について④ バランスが大事(5群6群)

2023年7月28日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回も栄養バランスについて書いていきます。

 今回は、6つの基礎食品群から5群6群を書いて
いきます。

《5群6群》

 炭水化物、脂質を含む食品が5群6群で、5群は穀
類、いも類、砂糖などのグループで、からだを動かす
エネルギー源となります。

 6群は、バターやラードなどの動物性油脂とサラダ
油、ゴマ油などの植物性油脂があります。

 脂質には、体の中では作れず食事から摂る必要のあ
る必須脂肪酸が含まれています。これは、主なエネル
ギーになる栄養素です。

 離乳食が終わると幼児向けの食事になりますが、子
どもの成長にも栄養バランスは基本です。具体的にど
れぐらい摂れば良いのか悩んでしまいます。

 下の表を参考にしてくださいね。詳しくは『農林水
産省の食事バランスガイド』を検索してみてください


食べないダイエットは、すぐやめて | はっぴーだいあり~miracleな日常
                  農林水産省

 この表は大人の1日の食事量です。

 子どもの食事量は大人の二分の一から三分の二程度
です。

 おやつ(1日1~2回)で栄養補給します。

《1日に必要なエネルギー量》

☆1~2歳 900㎉

☆3~5歳 1250~1300㎉

 個人差があるので必ずこの分量でなくても良いです

 好き嫌いがあったり小食なお子さんは心配ですが、
発育に問題なければあまり神経質にならなくても大丈
夫です。

 おやつは、幼児にとって栄養補給の一つで、3食の
食事で取り切れなかった栄養素を補給するためです。

 最適なおやつとして、たんぱく質を含む食品が適し
ていて、牛乳・ヨーグルト・アーモンド小魚・チーズ
ホットケーキ・カステラなどです。

 お腹が空いているようであれば、炭水化物でおにぎ
りやパンも良いでしょう。

★自分の手で知る食事の目安量も参考になると思い
 記載させていただきました。

  こちらの表は大人向けですが、お子さんは大人の
 二分の一~三分の二を目安にしてくださいね。


1日分の食事の目安を、自分の手で考えよう! – 健康・福祉・子育て


《幼児食で気を付けたいこと》

①薄味にする

  離乳食に引き続き、幼児食の味付けも薄味が基本
 です。子どもの味覚は大人よりも敏感です。大人に
 比べて3倍も味を感じやすくなっています。大人が
 薄いと思った味付けも子どもにとって十分です。ま
 た、濃い味付けに慣れてしまうと大人になってから
 も繊細な味を感じることができなくなってしまいま
 す。できれば、素材が持つ本来のうま味を生かした
 調味料にしてあげてくださいね。
 
②塩分や脂肪分などが多い食事はできるだけ避ける

  子どもは大人に比べると胃腸がまだ未熟です。そ
 のため、塩分の強い食事や脂っこい物を食べ過ぎる
 と消化できなくなってしまい腹痛になります。

  大人より影響を受けやすいので、高血圧や糖尿病
 のリスクが高まります。

  人間の身体の脂肪の量は、脂肪細胞の数によって
 決まります。この脂肪細胞は生まれてから3歳ごろ
 まで増え続け、減少することは無いと言われていま
 す。

  親がお子さんの食事の管理をしてあげることが大
 切です。

③加工食品に頼り過ぎない

  インスタント麺やスナック菓子は非常に濃い味付
 けになっています。塩分も多く味覚がマヒしてしま
 う可能性があります。また加工食品の中にアレルギ
 ー物質が含まれている場合があります。保存料や着
 色料など食品添加物なども多く含まれます。袋に記
 載してある表示にも気を付けましょう。
  
※ご家庭の手作りが一番良いです!将来丈夫で健康な
 お子さんに育つために薄味、塩分控えめにしてあげ
 てくださいね。

 参考文献 主婦の友社
        『成功する子は食べ物が9割』

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 ☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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