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理事長BLOG

子どもの食事の栄養について① たんぱく質・カルシウム

2023年7月14日

 こんにちは、保育士の高梨です。

 今回は、子どもの食事の栄養について書いていきま
す。0~6歳に毎日の食事から脳の働きをよくする食
材を十分にとることが大切です。この頃に脳が大きく
成長します。

《脳と体をつくるキーワード》

 0~6歳の成長期の子どもにとって脳と体をつくる
ために大切な5つのキーワードがあります。

 たんぱく質・カルシウム・DHA・鉄・発酵食品です

 今回は、たんぱく質とカルシウムについて書いてい
きます。

①たんぱく質

 筋肉を作ります。肉、魚、豆腐、チーズ、卵など

 たんぱく質が優秀であるかどうかは、必須アミノ酸
をどれだけ含むか(アミノ酸スコア)で決まります。

 成長期に大人と同じ栄養では足りません。

 子どもは大人の1.5倍のたんぱく質を必要とします。

☆アミノ酸スコアが高い食材(100点満点)

 卵、ヨーグルト、肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、魚など

※アミノ酸スコアが高くないものでも、欠けているア
 ミノ酸スコアを補えば良いです。

 例えば、米のアミノ酸スコアは65点ですが、納豆
ご飯にすれば、大豆に含まれているリジンを補うこと
により100点満点になります。

 また、パンにすると卵やヨーグルトの組み合わせに
したら100点満点になります。

 色々な食材を使って食事を摂ることが大切になって
きます。

②カルシウム

 骨を作ります。ヨーグルト、チーズ、煮干し、ひじ
き、高野豆腐、小松菜など

 骨量は20歳までに最大になり、45歳から減少し
ます。

 女性は12~14歳ごろ、男性は、14~16歳頃
に骨を作る働きがピークになります。この時期を過ぎ
ると食事や運動でいくら努力をしても骨量が増えるこ
とはありません。

 幼稚園児を対象にした研究で、男の子は、運動系の
習い事、女の子は、毎日の運動習慣をすることにより
骨の強度を高めることができるとわかっています。

☆骨密度が高いお子さんは22時までに寝ているとい
 う調査結果がでています!「寝る子は育つ」という
 ことです。

 カルシウムはマグネシウムのセットで筋肉の収縮を
正常に保ったり、興奮や緊張を緩和する、などの重要
な役割をしています。

☆マグネシウムが含まれている食材

 魚介・大豆製品・海草など

★ソーセージやベーコンなどの燻製肉やねり物に含ま
 れるリンは、カルシウムを体外に排出してしまうの
 で摂り過ぎには注意しましょう。

参考文献 主婦の友社
       『成功する子は食べ物が9割』

元気にごはんを食べる男の子の可愛いイラスト | えんぴつと画用紙

☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
       16時半まで保育士がおります。  
 お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
           ご予約お待ちしております。

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