こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、子どもの食事の栄養について書いていきま
す。0~6歳に毎日の食事から脳の働きをよくする食
材を十分にとることが大切です。この頃に脳が大きく
成長します。
《脳と体をつくるキーワード》
0~6歳の成長期の子どもにとって脳と体をつくる
ために大切な5つのキーワードがあります。
たんぱく質・カルシウム・DHA・鉄・発酵食品です
今回は、たんぱく質とカルシウムについて書いてい
きます。
①たんぱく質
筋肉を作ります。肉、魚、豆腐、チーズ、卵など
たんぱく質が優秀であるかどうかは、必須アミノ酸
をどれだけ含むか(アミノ酸スコア)で決まります。
成長期に大人と同じ栄養では足りません。
子どもは大人の1.5倍のたんぱく質を必要とします。
☆アミノ酸スコアが高い食材(100点満点)
卵、ヨーグルト、肉(牛肉・豚肉・鶏肉)、魚など
※アミノ酸スコアが高くないものでも、欠けているア
ミノ酸スコアを補えば良いです。
例えば、米のアミノ酸スコアは65点ですが、納豆
ご飯にすれば、大豆に含まれているリジンを補うこと
により100点満点になります。
また、パンにすると卵やヨーグルトの組み合わせに
したら100点満点になります。
色々な食材を使って食事を摂ることが大切になって
きます。
②カルシウム
骨を作ります。ヨーグルト、チーズ、煮干し、ひじ
き、高野豆腐、小松菜など
骨量は20歳までに最大になり、45歳から減少し
ます。
女性は12~14歳ごろ、男性は、14~16歳頃
に骨を作る働きがピークになります。この時期を過ぎ
ると食事や運動でいくら努力をしても骨量が増えるこ
とはありません。
幼稚園児を対象にした研究で、男の子は、運動系の
習い事、女の子は、毎日の運動習慣をすることにより
骨の強度を高めることができるとわかっています。
☆骨密度が高いお子さんは22時までに寝ているとい
う調査結果がでています!「寝る子は育つ」という
ことです。
カルシウムはマグネシウムのセットで筋肉の収縮を
正常に保ったり、興奮や緊張を緩和する、などの重要
な役割をしています。
☆マグネシウムが含まれている食材
魚介・大豆製品・海草など
★ソーセージやベーコンなどの燻製肉やねり物に含ま
れるリンは、カルシウムを体外に排出してしまうの
で摂り過ぎには注意しましょう。
参考文献 主婦の友社
『成功する子は食べ物が9割』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。