こんにちは、保育士の高梨です。
子育てをしている時のママは、家事や育児に追われ
て心に余裕がない時があります。お子さんがなかなか
言う事を聞いてくれない、ダダをこねてつい怒ってし
まう時があると思います。その時についお子さんを叩
いてしまうことがあるかもしれません。早く事を終わ
らせたい!という理由やストレスがあるからです。
お子さんに何度も手を出してしまうと、お子さんは
叩かれないように隠し事をしたり、嘘をついてしまっ
たり、親の機嫌をうかがうようなお子さんになってし
まうかもしれません。そうなると親子の信頼関係がく
ずれてしまい、益々大変な事になってしまいます。
やはり手を出してしまうことはいけません。
でも一つだけ叩いてしまっても仕方がない時がありま
す。それは、お友達に叩いてしまったり、つねったり
噛みついたりしてしまった場合です。
どれだけお友達が痛かったかを分かるためです。お
友達に手を出してしまった場合は、ママは必ずお友達
に謝り、お子さんに少しだけつねったりして痛かった
ことを分からせてください。つねったりした後は、マ
マは、「ごめんね。痛かったよね。お友達も痛かった
んだよ。そういうことはしない方がいいよね。もうし
ないでね」とフォローをお忘れなく。
《手を出してしまう前に!》
①カッ!となってしまったら子どもの近くで見えない
場所に行き、一度深呼吸しましょう。
②落ち着いたら子どもの前でしゃがんで目線を合わせ
てなぜママが怒っているかを伝えましょう。
③今度も同じことをしないように落ち着いてゆっくり
な口調でお子さんに伝えましょう。
《もし叩いてしまったら》
①まず深呼吸しましょう。
②落ち着いたら、ギュッと抱きしめてあげましょう。
③叩いてしまったことを心から謝りましょう。
④なぜ叩いてしまったかを伝えましょう。
☆人間なのでついカッとなることがあると思います。
叩かれたお子さんは深く傷ついているので、必ず心
から謝ってあげてくださいね。
☆あまり一人で頑張り過ぎたり、忙しすぎるとつい叩
いてしまうかもしれないので、余裕を持ったスケジ
ュールを組むことが必要です。
☆一人で考えすぎず周りの方に相談して育児を協力し
てもらいましょう。
参考文献 東京書籍
『子育てのどうして?』
☆当医院では毎週火曜日金曜日9時から
16時半まで保育士がおります。
お子様が0歳からお預かりさせて頂きますので
ご予約お待ちしております。