こんにちは、保育士の高梨です。
今回は、「良い子とは?」について書いていきます
良い子は、親の言うことをよく聞く子、手がかから
ない子ではありません。
社会で生きるために力をつけられる子どものことで
す。
子どもの頃は親が「今から絵本読んでいてねー」と
言ったら素直に「はい」と言い、親が「次はお絵かき
して遊んでいてね」と言って、また素直に「はい」と
言って、親としては素直で育てやすいお子さんかもし
れません。それが、良い子というわけではないです。
大きくなって、勉強でも何するにも、「今から何す
ればいいんだっけ?」となってしまい、いつになって
も、親や人に聞いて行動するようになり、いつまでた
っても自立できない子どもになってしまいます。
本当の意味での「良い子」は社会で生き抜く力を身
につけられることができ自立した子どもになることで
す。
親がするべきことは、何でも子どもに先回りをして
やったり答えを出したりすることではなく、子どもが
自分自身で考え、行動に移すことができるような機会
をつくることが大切です。その為には、色々な経験が
必要になってきます。
例えばレストランに行って、お子さんにメニューを
選ばせてあげてください。なかなか決められないお子
さんもいますが、せかすことなく待ってあげてお子さ
ん自身に決めさせてあげましょう。自己決定を大切に
してあげましょう。ママやパパは、何より根気、待つ
力が必要になります。
親が決めずに子どもがやりたい!と思ったことは積
極的にサポートしてあげることが必要です。あくまで
もサポートなので、ママやパパが子どもより先越して
行動してしまったら意味がありません。
子ども自身が目標を持ち、自分の行動には責任を持
たせることが大切です。
参考文献 東京書籍
『子育てのどうして?』
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