こんにちは、保育士の高梨です。
今回も子どものやる気を引き出すコツをいくつか書
いていこうと思います。
《失敗した時は、褒めてから叱る!》
子どもが算数のテストで低い点を取ってしまった場
合、
「いつも見直ししなさいって言っているじゃない」と
言っていませんか?
子どもはしょげているのに、これでは素直に反省せ
ず、むしろ反感を先に抱いてしまいます。
親はまず、
「頑張ったね、ここの問題、良く解けたね!」と褒め
てあげて、次に
「ここの問題は慌ててしまったのかな?もう一度見直
したら良かったかもね。今度は慌てないで、もう少し
注意深くみたら大丈夫だよ」と同じ失敗を繰り返さな
いように、次に繋げる言葉がけをしてあげるとやる気
にもなります。
☆親はストレートに子どもに言うよりも、相手の心に
配慮して、オブラートに包む言い方をして励ますこ
とが大切です。
《家事のお手伝いをさせましょう》
親が家事をした方がよほど効率が良いし、気が楽だ
と思います。ですが、子どもとって「任された」とい
う自覚が大切で、子どもはこの自覚を通して責任感と
自主性を養っていくのです。
普段から母親の手伝いをたくさん経験をさせること
は、子どもに‘’気が利く‘’とはどういうことか教える良
い機会になります。
その都度、適切なアドバイスをしてあげれば、その
うち何も言わなくても子どもは自分から今、何をしな
くてはならないかを察するようになっていきます。
☆子どもにも責任ある仕事を与えましょう。
《子ども同士の約束をきちんと守らせることが
‘’自立心‘’を育てる》
子どもだけで遊んでいる時は、仲間集団の中で、
集団内部の‘’掟‘’があり、子どもにとって、親のいいつ
けよりも重い行動原理になっていることも多いです。
子ども同士の約束は大人にとって小さなことでも、
彼らにとっては重要で、真剣なことです。それを守る
ことが‘’掟‘’です。
親は、子どもたちの世界を軽く見がちですが、この
‘’掟‘’を利用して、子どもの自立心を育てることに繋が
ります。
親はむしろ、親と子の約束よりも、子ども同士の約
束を優先的に守らせるようにすべきで、そのように導
くことが大切です。
参考文献 PHP研究所
『子どもの性格を決めるしつけの習慣』
多胡 輝
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